RMT考察サイトホワイトドラゴンの鱗

 
 RMTの意義

 RMTが盛んに行われているオンラインゲームではその構造上ゲーム世界の進展については、
 廃神プレイヤー(接続時間が長くレベルの最も高いプレイヤー)が最先端を行く事になっていますが、
 その一方で、一般社会人などのライトユーザーはプレイ時間が制限される事で
 なかなかゲームを先に進めたり優位に立つことが出来ない状態です。
 
 この差を強力な装備やレアアイテムで補おうとし、
 そのために必要なゲーム内通貨をどこかから調達しようという意図を持つ者がおり、
 これらの者たちを、RMT業者は「購入者」として、主たるターゲットにしています。

 RMTの横行によって、プレイ時間や実力などに関係なく所持財物の均一化がなされてしまったゲーム内社会においては、
 プレイヤーの間で更に激しい財物競争が発生し、特にアジトや城等の拠点や高レベル装備の価値が極端に高いゲームでは、
 時間を十分に取れる立場のプレイヤーまでもが、RMTでのゲーム内通貨の購入者とならざるを得なくなってきます。
 
 高レベル装備の価値や生産コストが極端に高いゲームにおいては、レベルや各クラスの装備の性能差も著しいものが多く、
 同時に戦闘での収益効率やそれを支える装備性能、装備固有の特殊スキルなどが最も重要視される傾向にあります。
 
 この為、プレイヤー対プレイヤーのみならず通常の戦闘や対ボスモンスター戦などでも、
 あからさまな装備の差を理由としてのPT(パーティー)からのキック(追放)等の
 差別行為が発生する事も珍しくない状況にあります。
 
 こういったことも、RMTによるゲーム内通貨購入への強力な動機になっています。

 
 一部のゲームでは上級装備の製作に成功率の上限が設定されており、上級装備については高コストである上に
 制作失敗のリスク(LineageⅡではBグレード以上から成功60%失敗40%)が常に伴う状態があります。
 
 プレイヤーから見た場合、この「上級装備製作の失敗」という要素は、失敗した場合必要素材+巨額の資金を失い、
 更にもう一度その額まで集めなければならない状況は、プレイに際して大きな支障と苦痛を場合によっては
 数カ月間に渡って強いられる重いリスクとなったりします。
 
 (Lineageでの装備に関するシステムは更に失敗確立が高く(OE品)、
 管理人はこのギャンブル要素に挑むことの出来ないヘタレプレイヤーだったので
 装備が1年半変わりませんでした…LV帯は49~52でした。(ぅωT)それほど通貨は貯まりにくいものなのです…
 管理人は、その後上記の画像の鱗を拾えたおかげでLV55にしてようやく装備が変わりました)

 
 この為、この様な高レベル装備が必要なレベル帯のプレイヤーには、この製作リスクを避けたい、
 さらに可能であるならどうにかして装備そのものの現物を入手したいという心理を持つ者も多く、
 この様な者たちもまたRMTによるゲーム内通貨の購入者となってしまいます。

 

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Last update:2023/9/15